■ 証券会社 注文方法の比較

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証券会社 条件付注文 執行条件 特殊注文         備考
SBI証券
逆指値

・寄り
・引け
・不成    ※4
・期間指定 (7営業日)


------ ------
楽天証券
逆指値
逆指値付き通常注文 ※1

・寄り
・引け
・不成    ※4
・期間指定 (今週中)


------ ------
GMOクリック証券
逆指値
ツイン指値 ※1
リバース注文 ※2
連続注文 ※3

・寄り
・引け
・指成    ※4
・期間指定 (30日)

先頭指値
優先指値
現在値指値
成行残数指値
成行残数取消


カブドットコム
逆指値
W指値 ※1
Uターン注文 ※2
リレー注文 ※3
トレーリングストップ
±指値



・寄り
・引け
・不成    ※4
・期間指定 (3週間)

成行残数指値
成行残数取消

条件付注文で積極的に特許を
申請しており、新しい注文方法
開発に積極的。

今後も新注文方法が期待。 
松井証券
逆指値
追跡指値 ※注

・寄り
・引け
・指成    ※4
・期間指定 (週末)


Vわっぷ取引

※注
 
特別気配の段階で注文執行されるので、
 
約定値で執行の証券会社より発注が早い

Vわっぷ取引は他証券会社には
無い、ユニークな取引。

トレイダーズ証券
逆指値
プラス逆指値 ※1
連続注文(リバース) ※2
連続注文 ※3



・寄り
・引け
・不成    ※4
・期間指定 (20営業日)
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下がる↓
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※1 楽天証券の「逆指値付き通常注文」、マネックス証券の「ツイン指値」、カブドットコム証券の「W指値」、
    オリックス証券の「プラス逆指値」、松井証券の「追跡指値」は同内容の注文。

※2 マネックス証券の「リバース注文」、カブドットコム証券の「Uターン注文」は同内容の注文。
    オリックス証券の「連続注文」は、リバース注文の機能も含む。

※3 マネックス証券・オリックス証券の「連続注文」とカブドットコム証券の「リレー注文」は同内容の注文。

※4 「不成」、「指成」は同内容の注文。引け間際まで約定されない場合、引けの成行注文に切り替わる注文。



■ 逆指値とは
                                
◎株価が指定した金額まで下がったら売り、指定した金額まで上がったら買いとする条件付注文。

  次の3パターンがある。

■ 損失を限定する逆指値  ・・・・・・・・・ 「ストップロス」とも呼ばれる。リスク管理



例: ある銘柄を株価1000円で購入した。
   予想に反し下落した場合の損失を抑える為に、株価が950円まで下落したら損切る注文を入れておく。
   
   
          注文内容   950円の逆指値売り注文





   ◎忙しくて株価が見れない人や、なかなか損切りできず塩漬けしてしまいがちな人に最適。



逆指値ストップロス




相場格言  「意地を張らずに相場を張れ」





■ 利益確保する逆指値  ・・・・・・・・・ 俗に言う「利確」



例:  ある銘柄を株価1000円で購入した。
    予想通り株価は上昇した。とりあえず、まだ上昇する気がするので売りたくはない。
     しかし、急な下落により利益が吹っ飛んでしまうことは避けたい。
    そこで、前もって株価1050円まで下落したら売り逃げる注文を入れておく。


         注文内容  1050円の逆指値売り注文





   ◎上値を狙いつつ、一定の利益確保することが可能。



逆指値利益確定




相場格言  「利食い千人力」





■ 上昇買いする逆指値  ・・・・・・・・・ 「トレンドフォロー」「ブレイク買い」とも呼ぶ。



例:  ある銘柄の購入を狙っている。
    株価1000円の手前で揉み合っている。株価1000円のカベを抜けたら、一気に上昇相場になりそう・・・。
    そこで、株価が1000円に達したら、買い注文を入れるようにしておく。


         注文内容  1000円の逆指値買い注文




   ◎1日中相場を監視しなくても、チャンスを逃すことなく投資可能。


逆指値ブレイク買い




ボックス相場のブレイクは、本格的なトレンド転換になる場合が多い。





■ 逆指値付き注文とは
                                          
◎通常の指値注文に、予想に反した株価の動きとなった場合に備えて、逆指値注文を付け加えたプログラム注文。

  次の2パターンがある。

■ 逆指値でリスク管理をしつつ指値注文  ・・・・・・・・・ 「リスク管理」付きプログラム注文。

            楽天証券の「逆指値付き通常注文」、マネックス証券の「ツイン指値」、カブドットコム証券の「W指値」、
            オリックス証券の「プラス逆指値」、松井証券の「追跡指値」は同内容の注文。




例: ある銘柄を株価1000円で購入した。
    1150円の指値で売却して利益を得たい。
    しかし、株価が下落に転じた場合、利益は確保したいので逆指値で「1050円まで下落したら、売却して逃げる」条件の
    注文も付け加えておく。


         注文内容  1150円の指値売り + 1050円逆指値売りのプログラム注文




   ◎利益を確保つつ更なる高値での売却を狙うことが可能。


逆指値リスク管理




相場は、一旦動きが止まると急落する恐れあり、利のあるうちに飛び降りることも肝要。





■ 指値で押し目を待ち、上に抜けたら飛び乗る逆指値注文  ・・・・・・・・・ 「機会損失管理」付きプログラム注文。



例: ある銘柄を狙っている。950円まで下がったら買いたい。
    しかし、株価が上昇に転じたら飛び乗ってでも買いたい。チャンスを逃したくない。
   そこで、1050円まで上昇してきたら、買い注文を出す条件も付け加えておく。


         注文内容  950円の指値買い + 1050円逆指値買いのプログラム注文




   ◎安値買付けを狙いつつも、チャンスを逃すことなく投資が可能。


逆指値押し目買い




相場格言  「押し目待ちに押し目なし」





■ リバース注文とは
                                                   
◎注文する際、その銘柄の反対売買注文も同時に予約しておくプログラム注文

            マネックス証券の「リバース注文」、カブドットコム証券の「Uターン注文」は同内容の注文。
            オリックス証券の「連続注文」は、リバース注文の機能も含む。





例: ある銘柄を株価900円で購入する。
    買い注文が成立した場合、すぐさま自動的に940円指値で売り注文も出すように設定しておく。


         注文内容  900円の指値買い(親注文) + 940円指値売り(子注文)のプログラム注文




   ◎コツコツと売買し利益を積み重ねる投資が可能。


   株式投資反対売買

株式投資注文


デイトレーディングタイプの売買スタイルは、薄利で数多くの売買を繰り返すことが重要。





■ 連続注文とは
                       
◎最初の注文が約定したら、自動的に次の注文を発注を行う連続性のあるプログラム注文。

            マネックス証券・オリックス証券の「連続注文」とカブドットコム証券の「リレー注文」は同内容の注文。




例: 現在C株・B株を保有している。A株を購入したいが、資金が足りない。
    そこで、C株の売却注文を出し、約定したらその資金をA株の購入資金に当て、A株を買う注文を付け加えておく。


         注文内容  C株の売却(親注文) + A株の指値買い(子注文)のプログラム注文




   ◎限られた資金を効率的に運用することが可能。


     株式投資資金運用

株式投資資金回転


資金は回してこそ生きる。先を読んで、銘柄を乗り換え。


■ トレーリングストップとは
                                                                  
◎リアルタイムに当日の高値・安値に合わせて、逆指値注文を自動修正するプログラム注文。

                             カブドットコム証券独自の注文方法

 売り注文の場合 、「高値−○○円」を逆指値とし、当日高値更新に合わせて逆指値を引き上げる
 (まだ株価が上昇するなら利益をより多く確保する為に、逆指値を切り上げ、株価の値上がりに追従する)


 買い注文の場合 、「安値+○○円」を逆指値とし、当日安値更新に合わせて逆指値を引き下げる
 (まだ株価が下落するならもっと底値で拾う為に、逆指値を切り下げ、株価の値下がりに追従する)





例: ある銘柄を購入した。
   現在、順調に上昇しているので、もう少しホールドしたい。しかし、利益は確保したい。
   そこで、「高値 − 30円」のトレーディングストップで売り注文を入れる。



    トレーリングストップ

 売却執行ラインである逆指値は、当日の高値更新に合わせて、変化していく。
 高値から−30円になったところで、売り注文が執行される。


トレーリングストップは、株価の変動に応じた機敏な取引を可能にする機能的な発注方法

活用例: 高値売り抜け狙い
      大幅下落からのリバウンド狙い
      初動買い





■ ±指値とは
                                                                     
◎「始値・終値・約定価格」等の発注時点ではまだ確定していない価格を基準とした注文が出せる自動売買。
  既存の自動売買(逆指値 / W指値 / リレー注文 / Uターン注文)と組み合わせて、仕掛けから反対売買まで
  利食い・ロスカット自在のシステム投資が可能


                             カブドットコム証券独自の注文方法

±指値は3種類ある。

・当日の始値から相対価額を求める「始値±指値
・前日の終値から相対価額を求める「終値±指値
・Uターン注文とセットで発注し、Uターン注文元の約定単価より求める「約定単価±指値



例: ある銘柄を買いたい。

    その銘柄が始値から30円上がれば買いの±指値注文。
    注文が約定したらUターン注文で、返済売りを、下記のW指値で出しておく。

    ・約定価格+50円になったら、指値で利食い売り
    ・約定価格-20円となったら、損切りのため成行で売り


    これら一連のプログラム注文を寄付き前に注文を出しておくことが可能。



     プラマイ指値株式投資


±指値の種類 概要
±指値 始値±指値 当日の始値からプラスまたはマイナスの値段を指定。
終値±指値 前日の終値からプラスまたはマイナスの値段を指定。
約定単価±指値 Uターン元注文の約定価格からプラスマイナスの値段を指定。
約定単価±逆指値 Uターン元注文の約定価格からプラスマイナスの値段を逆指値で指定。
約定単価±W指値 Uターン元の注文の約定価格を元に「約定単価±指値」+「約定単価±逆指値」の注文を同時に発注。





■ 特殊指値
                                                                      
◎注文を入力している間にも、板状況は刻々と変化する為、通常の指値注文では売買タイミングが遅れることがある。
  そこで、発注する段階では価格は指定せずに、発注を出した瞬間の板状況に指値価格を任せて注文を出す。



        株式投資特殊指値


板を見ながら、売買タイミングを窺うデイトレーダーにとっては、使い方次第で、すばやい注文が可能となる。





■ 先頭指値  ・・・・・・・・・ 注文時に価格を指定せず、その時の気配値より、同気配側に1値段優先する価格での指値注文
                                 ※ 同気配側 ・・・・・ 買い注文なら、買い板側。売り注文なら、売り板側。


例: 現在値746円の銘柄を買いで先頭指値した場合は、自動的に747円での指値の買い注文となる。
                         (買い気配の最上位値746円に対して1段上の747円の指値)



   証券会社先頭指値


■ 優先指値  ・・・・・・・・・ 注文時に価格を指定せず、その時の気配値より、現在値に1値段優先する価格での指値注文



例: 現在値746円の銘柄を買いで先頭指値した場合は、自動的に747円での指値の買い注文となる。
                                 (現在値746円に対して1段上の747円の指値)



  証券会社優先指値


■ 現在値指値  ・・・・・・・・・ 注文時に価格を指定せず、その時の現在値を指値の価格とする指値注文



例: 現在値746円の銘柄を買いで現在値指値した場合は、自動的に746円での指値の買い注文となる。
                                                 (現在値746円の指値)



  証券会社現在値指値

■ 成行残数指値  ・・・・・・・・・ 成行注文する時、最初に約定した株価で約定できなかった残りの株を自動的に指値注文
                                                          マネックス証券  カブドットコム証券



例: ある銘柄を5000株成行で買い注文を出したい。
   しかし、売り板が薄いので成行注文の場合、予想外の高値で買い付けてしまう可能性がある。
   そこで、成行残数指値で注文する。


    証券会社成行残数指値 



■ 成行残数取消  ・・・・・・・・・ 成行注文する時、最初に約定した株価で約定できなかった残りの株の注文をを自動的に取消す



例: ある銘柄を5000株成行で買い注文を出したい。
   しかし、売り板が薄いので成行注文の場合、予想外の高値で買い付けてしまう可能性がある。
   そこで、成行残数取消で注文する。


    証券会社成行残数取り消し





■ Vわっぷ取引とは
                                                                       
◎株価で売買するのではなく、VWAP(出来高加重平均価格)※注で売買する。
  松井証券が相手方となって行う相対取引。


                               ※注: VWAP ・・・・・当日参加者の平均購入価格。デイトレの重要な指標。

                                   松井証券が対応



為替取引のように「買いの価格」と「売りの価格」が別々に存在し、その幅をスプレッドと呼ぶ。(松井証券のスプレッドは0.3%

例: 買い価格1003円・売り価格1000円の時に、その銘柄を1003円で購入したとする。
   その場合、売り価格が1003円に上昇するまでは損益となる。


・売買に手数料は掛からない。証券会社はこのスプレッドを実質の手数料としている。
・Vわっぷ取引の約定単価は、前場VWAPは11:30頃、後場・終日の各VWAPは15:30頃に確定。
・注文のタイミングは終日、前場、後場の3種類。
・制度・一般信用取引にも対応。(売買単位が100株以上の銘柄)
・株式と同様に最小売買単位から注文可能。



- メリット -
・VWAPを基準に取引する為、当日の平均的な価格で購入することができる。(高値を掴まされるリスクが小さい)
・大口注文でも、値が飛ぶことなくその価格で購入可能。(注文が全て約定するとは限らない)
・値動きの激しい銘柄を平均的な価格で売買できる。

-デ メリット -
・寄値や引値と比較した場合、必ずしもVWAPの方が有利な価格とならない。(もっと安く拾える可能性もある)


相場格言 「頭と尻尾はくれてやれ。」





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