材料が既に株価に織り込み済みで、発表されても株価が材料とは逆に動く場合がある。
この状態を「材料出尽くし」と呼ぶ。
つまり、相場を動かしていた材料が出尽くし、これ以上材料は無く、先行きの上昇が見込めないこと。
あとは、利益確定の売りで下がるのみ。一旦、この流れになると空売り参加者も入ってきて、売り圧力が非常に強くなる。
「決算の材料出尽くし」には、周期がある。好決算材料出尽くしのパターンが続出すると、その流れで売り叩かれるようになる。
従って、決算発表後のマーケットの反応のトレンドを常に把握しておくべきである。 |
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例:ヤフー(4689)の材料出尽くし
2007年10月24日引け後、ヤフーの好決算が出たが、下記の通りチャートはかなり上げていた。
その為、材料出尽くし感が強く、株価は下落した。(ストップ安)
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